中国語は日本人が使わない音もあり、リスニングが非常に難しいです。特に独学で勉強していると中々上達しない事もあるでしょう。中国語を上達させる上で発音やリスニングなど、音に慣れる事はとても大切です。
そこで今回は中国語を勉強する上で、効率のいいリスニングの学習方法をご紹介していきます。また、最後におすすめのリスニング教材もご紹介しているので、興味があればぜひご覧ください
■結論
・シャドーイング
・音声で単語を覚える
・発音トレーニング
・多くの異なる音にふれる
・音から瞬時にイメージが湧く練習を
自分の興味ある分野のコンテンツを利用する
内容
効率のいい中国語のリスニングの学習方法
それえは早速リスニングで使える効率のいい学習方法をご紹介していきます。
シャドーイング
シャドーイングとは、聞いた音声を復唱して学習する方法です。リスニング力や発音トレーニングに使えるので、語学学習には必須と言えるでしょう。
シャドーイングお効率を上げる為のアイテムとして下記はあると便利です。
・ネイティブの音声
・音源の台本
ネイティブの音声は必須として、音源の台本も大切です音を聞いてみて答え合わせをする必要が出てくるので、答えがわからない状態だと間違ってるかどうかわかりませんからね。
音声で単語を覚える
単語をひたすら書き込んだり、黙読しているだけでは単語の音と意味が一致でせず、聞いても言葉の意味を理解できません。なので中国語単語を勉強する際は音と一緒に覚えるのが大切です。なので単語用の教材を買う時はCDや音声データが入ってるかどうかを必ず確認してみてください。
個人的には中国語単語を学習するならキクタンシリーズがオススメです。他とはの単語教材と比べて軽快な音楽を聞きながら勉強するので始めはびっくりするかもしれません。ですが効果は絶大なので安心して僕もすすめられます。
ちなみにキクタンを使った効率のいい学習方法もご紹介しているので、興味があればぜひご覧になってください。
発音トレーニングを行う
リスニング学習において発音の勉強はとても大事です。最初に徹底的に勉強するだけで、単語や文章の意味を理解しやすくなります。発音トレーニングの方法としてはシャドーイングやピンインの学習などがあります。
Youtubeなどでも発音の勉強が出来るので興味があればぜひ探してみてください。
多くの異なる音にふれる
同じ文章や単語であっても話し手によって発音は変わります。これは日本人でも同じですよね。地域によってはイントネーションが違いますし。皆がみんなきれいな発音で話してくれません。
中国語もおなじで、ヒトによっては聞きやすい音、聞き取りにくい音があります。特に地域によっては鉛がきつい所もあるので、様々な音声を聞いて慣れておくことで、色んな人の言葉に対応できます。
音から瞬時にイメージが湧く練習を
日本人の多くは中国語を聞いて、一度日本語に変換しちゃう癖があります。これをするとテンポよく会話が出来ませんし、会話の処理が追いつかなくなってしまいます。例えば日本語で「指」って聞いても指の意味を考えないですよね。指を頭でイメージするか、指の後の言葉を想像したりすると思います。それと同じで中国語でも言葉の意味を考えないでイメージ出来ると中国語の上達に近づきます。
なので音を聞いたら意味がイメージ出来るような感じで学習しましょう。
オススメの学習方法としては以下の2つですね。
・中国語単語を中国語で説明する
・単語のイメージを絵で表現する。
中国語で説明するってのは日本語を排除して勉強する事で、いわゆる中国語脳を目指せるって事です。また、単語のイメージを絵で表現するのは、意味を言葉で理解するのではなく、イメージで理解出来るようにするためです。この2つの方法で日本語で考える時間のロスを減らしましょう。
自分の興味合う分野のコンテンツを利用する
リスニング教材には自分が興味あるコンテンツ選んでください。
例えばアニメや漫画が好きなのであれば、好きなアニメの動画を見たり、科学などが好きならその分野の講義の動画を見るなどですね。
興味のない分野で勉強していても、前提知識が備わっていないので理解しにくい可能性があります。また、興味がある分野は楽しく続けられるので挫折しにくいのも特徴です。
リスニング力を鍛えるのに最低限必要なこと
効率のいい学習方法をご説明しましたが、そもそもリスニングを学習する以前にこれだけは必須だよって項目も説明します。
ピンインをマスターする
ピンインがおろそかの状態でリスニング学習に本腰を入れても効率は悪いです。単語を学習する際に一緒にピンインも学習していきましょう。もしカタカナ語で読みを勉強しているヒトは、効率が悪いので今すぐやめてください。
ピンインの勉強方法なら別の記事にて解説していますので、興味があれば御覧ください。
語彙や文法を覚える
いくら発音に慣れてリスニングが上達したところで、語彙や文法を知らないと言葉の意味を理解が出来ずに、意味がありません。リスニング力とは多くの単語の意味や、文法、フレーズなどの基礎知識の元上達していきます。なのでそもそも語彙の数が少ない人は、単語学習に比重を置くべきです。
背景を理解する
日本語でも全く背景知識が無いことを理解するのって難しいですよね。スポーツに興味がないのい野球の話をされてもイミフです。それは中国語でも同じことが言えます。そもそも前提知識が無い会話はリスニング力があったとしても、理解できないですし、単語の意味もわかりません。
そのため会話をする上で、前提の知識や会話の背景を知っておく事もリスニング力の強化に繋がります。
レベルが高すぎる教材を使わない
やる気になってる時ってたくさん教材を買っちゃうって人も多いですよね。バリバリ勉強するぞー!って思って分厚い本を買っても、途中で挫折してもう読まない可能性も・・・。なので学習する時は自分のレベルにあった教材を使うのがオススメです・
いきなり難しい中国語ラジオから始めるのではなく、キクタンなどといった単語のみの音声動画を聞いたり、Youtubeなどで簡単な発音の勉強から始めたりなどです。
自分のレベルに合わせて身の丈にあった学習を続けていきましょう。
中国語のリスニング学習でオススメの教材
それではリスニング学習でオススメの教材をご紹介していきます。
■紹文周の中国語発音完全マスター
人気の発音トレーニング本ですんえ。正しい口の形が載っているので、これを見ながら勧めていくと誰でも発音が上達します。特に初心者の方でも読みやすいので、基礎を固めたい人にはオススメ。
■『アタマで知り、カラダで覚える中国語の発音』
こちらも発音本ですが、本格的に発音について学べます。発音の仕組みから方法までが詳しく解説されており、論理的な発音方法が説明されています。なんとなく発音を理解している人がこの本を読めば、頭でも理解出来、よりリスニングの上達に近づきます。
■本気で学ぶ中国語(CD BOOK)』
中国語の基礎を学ぶのに最適な教材です。発音と会話、文法がそれぞれ載っており、初心者に強くオススメできます。特に発音トレーニングが豊富で、全ての例文に音声ファイルが付いているので、シャドーイング目的で購入するのもいいでしょう。
【まとめ】自分にあったリスニングの学習方法を見つけよう
今回は中国語のリスニングを独学でも学べる効率のいい方法をご紹介していきました。「結局どの方法が一番おすすめなの?」って思うかもしれませんが、人それぞれですね。
とりあえず試せるのだけやってみて、続けやすいものをやってみるのが一番です。
個人的にオススメなのはシャドーイングですね。これは発音とリスニングを同時に鍛えられるので一番効率がいいです。悩んだらこれさえやっておきましょう。
もし独学でやっててもリスニングが伸びないって人は中国語スクールに通うのもオススメです。格安のオンラインスクールのCCレッスンであれば
、値段も安く会話練習になるのでお金がない人にはおすすめです。後はベルリッツ(Berlitz)のような本格的な学校に通って短期間でさくっと上達するのも効率いいですね。
時は金なりともいいますが、お金を払って中国語学校に通うのも、長い目で見れば効率がいいのでおすすめです。ぜひ検討してみてくださいね。