「お金も時間もないし留学や中国語学校に行くのは無理だよ・・・」
そう考えて独学で勉強しようとしている人も多いでしょう。ですが、語学の勉強はとても大変で、独学だと様々な壁が出てきます。発音の勉強は難しいですし、日本では中国語会話をする機会がなく会話の上達も難しい。
正直中国語を独学で学ぶ事って可能なんでしょうか?
結論から言えば「ある程度以上は独学のみだと難しい」です。
ではなぜ独学が難しいのかを今回解説していきます。また、それでも独学で勉強したい人に向けて、中国語を独学で学習する際のポイントもまとめていきます。独学での勉強方法が分からない人もぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
内容
中国語を独学で勉強できる?
冒頭ではある程度以上は独学のみだと中国語は難しいと書きましたが、ある程度ってどのへんなの?って思うかもしれません。僕が独学では難しいと思えるラインが下記になります。
・流暢な日常会話
・ビジネス向け中国語会話
基本的に一定以上の会話スキルは独学では無理だと断言します。もちろん中国人と会話が出来る環境が無限にあるのであれば、独学でも問題ないかもしれません。ですが日本に住んでる以上それは中々難しいですよね。
会話のスキルは実際に喋って経験しない事には上達しませんし、それが独学では難しい理由です。
中国語は発音が難しい
特に個人的に中国語のスキルで大切だと思ってるのは発音です。勉強し始めた段階で発音を徹底的に鍛えると後々の学習効率も上がります。ですが、独学では発音を勉強するのって難しいんですよね。
いくら巷に中国語のドラマや音声などあっても、それを上手に使いこなして発音勉強するのって難しいんです。語学の学習の仕方ってそれなりにノウハウがありますし、初心者のうちは効率が悪く全然上達しないので、モチベーションが下がって諦めてしまう可能性もあります。
試験を受かりたいだけなら問題ない
とはいえ中国語の試験を受けたいってだけなら独学でも問題ありません。基本的には筆記とリスニングだけなので、独学でも十分カバーできる範囲です。
しかも中国語は教材も豊富ですし、試験用の教材もたくさんありますからね。
中国語を独学で勉強するためのポイント
それでは中国語を独学で勉強する為のポイントを紹介していきます。まずは下記の3点がポイントになります。
・独学できない要素を工夫する
・とにかく発音を鍛える
・日記や独り言などでアウトプットする。
独学できない要素を工夫する
中国語では独学しやすい要素や、逆に独学しにくい要素があります。例えばリーディングや単語、文法の勉強は出来ますが、スピーキングなどはとてもむずかしいです。ですが難しいからといって学習しないと中国語は上達しません。
なので必要なのは独学できない要素を工夫する事です。
では工夫が必要な独学できない要素は下記になります。
・スピーキング
・ライティング
・発音
スピーキングは当然ながら話す機会が無いと上達しません。またライティングもフィードバックをもらって自分のミスを指摘してもらわない限り成長しません。間違った文法や単語をそのまま使ってる可能性だってありますしね。
最大の難関は発音です。人によっては音声やYoutube動画などで独学出来る!って人もいると思いますが、難易度は高く、勉強に慣れていない人には独学は無理でしょう。
なので上記の3つをどうにか工夫して使う機会を増やしましょう。
アプリなどを使って出会う
オススメとしてはMeetupなどの外国人と出会えるアプリを使う事ですね。異文化交流回や中国語学習の名目で開催されている場合が多く、中国人の友達が簡単に作れますよ。
ただ、田舎や過疎な地域の場合、人が集まらない可能性もあるので注意してください。
後は中国人が多くいるマッチングアプリを利用してもいいでしょう。Tantanも多くの中国人がやっていてチャットができます。チャットだけでもライティングやリーディングの勉強になりますし、素敵な異性であれば楽しんで中国語のやり取りが出来ますよ。
とにかく発音を鍛える
中国語で一番大切なのは発音といっても過言では有りません。特に初心者の時期に発音を徹底的に勉強するのと、しないのとでは学習効率は格段に違います。
発音がわかればピンインも理解しやすく覚えやすいですし、リスニングも理解しやすくなり、スピーキングも相手に通じやすくなります。その結果中国語が楽しくなり、モチベーション高く学習を続けられます。
なので独学の場合でも発音だけは徹底的に鍛えましょう。学習方法としては下記になります。
・中国のドラマや音声を聞いてシャドーイングをする
・自分の音声を録音して聴き比べる。
実際に正しい音声を聞いて学習しないと発音は身につきません。中国語ドラマなどであれば楽しく学習出来るのでオススメですよ。U-NEXT
なども中国語ドラマは豊富で、わざわざツタヤに通う必要も無いので便利です。他にもYoutube動画を使って学習するのもいいでしょう。
中国語学習用のオススメチャンネルは別の記事にて解説しているので、興味があればぜひ御覧ください。
また、音声を聞いてシャドーイングをする時は自分の音声を録音しましょう。実際に自分の音と聴き比べてみて、発音が正しいかどうかを確認します。もし声調やリズムがズレていたら、合うまで何度も発音を練習しましょう。
日記や独り言などでアウトプットをする
独学だとアウトプットの機会が少なく上手に話すことが出来ません。会話に慣れていない状況だと、中国語で自分が話したい事出てこず、何も話せないまま終わる可能性はあります。
なのでそれを克服する為に日記や独り言などでアウトプットをする事をオススメします。日記は毎日A4ノートに中国語で半分以上書くようにするとオススメです。今日の出来事や考えていた事を文字にして書けるように慣れば、自分の言葉でも話す事が可能になります。
また、通勤時間や誰も人がいないタイミングで独り言をするのもいいですよ。「午後は雨が振りそうだなぁ」、「今日の晩ごはんはちょっと辛かったな」、「彼女とのデートは何曜日だっけ」、などちょっとしたフレーズを中国語で独り言として話します。こういう些細なワードでも会話に慣れてないと使えないですし、でも実際の中国語会話で頻出する会話内容です。
なので中国語でも会話するというシチュエーションで独り言を喋ってみましょう。継続していけばスムーズに独り言で中国語を話せるようになり、スピーキングが上達しますよ。
そもそも中国語を独学する理由は?
中国語を独学で勉強する理由って一体なんなんでしょうか?多い理由としては下記の2つです。
・そこまで本気ではない
・留学や学校に通う時間やお金がない
ちょっと中国に興味はあるから勉強しよっかなぁって人が多いのも事実ですね。僕自身も始めたころはそうでしたし、わざわざ学校や留学はちょっと・・・って感じでした。なのでそういう人も多いのでしょう。
次に多いのは時間やお金がない人ですね。社会人であれば仕事で忙しく、中国語の勉強に時間を当てられない人も多いでしょう。勉強の時間がないのに学校に通っても、無駄っちゃ無駄ですからね。
もし、お金に時間がなくて独学しか出来ないって人は格安のオンラインスクールも検討してみてはいかがですか?学校に通うのよりも安いですし、自宅で受けられるので時間や場所の制約もありません。CCレッスンであれば1000円からでも授業を受けられるので、会話の練習として使うのも賢いですよ。また、他にもベルリッツのも授業の質が高いと評判です。値段は高いですが、その分講師やカリキュラムがよく、短期間でも上達出来ます。1ヶ月後に中国に出張がある!って時などにも使えるので、勉強に時間が少ない人はベルリッツのような質の高い学校に通うのもありですよ。
【まとめ】中国語を独学で勉強する場合、様々な工夫が必要
今回、独学で中国語を学習するのは難しいとお伝えしましたが、人によっては学校や留学ができないって人ももちろんいますよね。なので独学をするには様々な工夫が必要になります。例えばアプリなどで中国人と会う機会を作ったり、日記や独り言などでアウトプットの訓練をするなど。
独学だから上達できないって腐らずに様々な工夫で中国語を学習してみてください。
それでももし独学じゃ辛いって人は中国語のオンラインレッスンがオススメです。自宅で出来て値段も比較的安いので気軽に通うことが出来ます。オススメは、値段の安さを求めるならCCレッスンで、短期間で上達したいって人はベルリッツが向いています。
ぜひ中国語をマスターして、中国語をペラペラ話せるようになってください。