中国語では日本と同じようにお礼の表現は様々です。ありがとうを意味する「谢谢」だけではなく、状況に応じて使い分けをします。もちろん谢谢だけでも相手には感謝の表現は伝わりますが、それだけだと適切な意味で伝わらない可能性はあります。
例えば日本語でも「ありがとう」と「ありがとうございます」では受け取るニュアンスはだいぶ違いますよね?それと同じで中国語でも、適切な中国語表現を使うことで相手が受ける印象は変わります。
そこで今回は「ありがとう」を意味する中国語フレーズをご紹介していきます。どれも簡単に覚えられるので、今日からすぐに使えますよ.
また、お礼の表現などは中国語ドラマなどから学ぶのもオススメです。ドラマは生きた中国語なので、勉強で学ぶ事のないありがとうの表現を知る事が出来ますよ。お礼の表現は使う機会が多く、中国人と出会う機会があるのなら、明日にでも使う可能性があります。
そんな時に適切な表現を知らないと、相手にあなたの気持ちが上手く伝わらず、勘違いが生まれる可能性もあるかもしれません。U-NEXTであれば、自宅ですぐに中国語ドラマを見る事ができるので、気軽に勉強出来てオススメです。しかも最初は一ヶ月間は無料で体験出来るので、試さないのは損と言えますよ
他にもお礼の表現フレーズをまとめた記事もありますので、こちらもぜひご覧ください
内容
なぜ谢谢以外のありがとうの表現を学ぶ必要があるのか
谢谢 (xiè xiè)は通常使われる正しい「ありがとう」の表現です。ですが、全てのシチュエーションに適しているわけではありません。例えば、友人やパートナーなどに素敵な贈り物を受けた時には、大きな感謝の気持を表しますよね。逆に料理の席で醤油をとってくれた時にも、フランクな感謝の気持ちを伝えるでしょう。
ありがとうはとてもシンプルな表現ですが、状況に応じて適切な表現は他にもあります。これらの言葉を学ぶことで語彙を増やすだけはなく、中国の文化を知る事にも繋がります。
どんなシチュエーションにでも使えるありがとうの表現
谢谢以外にも様々なシチュエーションで使える「ありがとう」の表現があります。適切なシチュエーションに応じて感謝の気持ちを伝えましょう。
感谢! (ありがとう!)
谢谢と比べてより感謝の気持ちを伝える感谢。他にも多谢 (duō xiè) や非常感谢你! (fēi cháng gǎn xiè nǐ!) も使われます。フォーマルすぎないカジュアルなシチュエーションに適しています。
例えばクラスメートが貴方の宿題を手伝ったり、仕事仲間が仕事を手伝ってくれたりなどで使います。
谢谢大家(皆ありがとう)
大家は皆って意味ですね。大勢やグループの皆に感謝を伝える時に使います。例えば友人達を指定の場所に呼んだ時に、谢谢大家的来临。(xiè xiè dà jiā de lái lín.)(皆きてくれてありがとう)って感じで使えます。
麻烦你了!(お手数をおかけして申し訳ございません)
人にものを頼んだり時、手間をかけたりする時などに使います。感謝と手間への謝罪の両方の意味が込められています。ビジネスでも使える表現なので、覚えておくといいでしょう。
你太好啦! (最高だね)
友達や家族に伝えるような、かなりラフな感謝の表現です。相手を持ち上げながら感謝を伝える表現です。ビジネスシーンなどフォーマルな場所では適切ではないので注意してください。
哪里哪里!(そんな事ないですよ)
褒められた時に謙遜する言葉で使います。例えば「すごくかっこいですね」言われた時に「哪里哪里!(そんな事ないですよ)」って返事をします。日本人は謙遜をする文化で、よく使えるフレーズなので覚えとくと使い勝手がよくて便利ですよ。
中国語でお礼を言われた際の返事
お礼をいわれた時の返事を覚えておくのも便利ですよ。いざお礼を言われてもとっさに使えない人も多いので、事前に簡単な言葉だけでも覚えておきましょう。
不客气(どういたしまして、)
よく使われるどういたしましての表現です。どのシチュエーションでも使えるので、これさえ覚えていればお礼を言われた時にあせる事はないでしょう。
不用谢(どういたしまして)
ほとんど不客气と同じ様な意味合いです。区別すると言えば「お礼には及ばない」って意味合いでもありますね。相手が深くお礼をしてきた時に使うといいかもですが、あまり使い分けはしなくていいかも小事一桩(大したことはないです)
これは友達などに使えるカジュアルな表現ですね。「お安い御用です」ぐらいの感覚で使っても大丈夫でしょう。
【まとめ】中国語でありがとうを適切なシチュエーションで使おう
相手にあなたの気持ちを適切に伝えるには、状況に応じた適切なフレーズを使う事が大切です。あなたが感謝の気持ちを示したとしても、それが相手に伝わなかったら意味がないですからね。そんな時のために、日々の勉強が大切になります。
今回ご紹介したお礼の表現は日常会話でも使いやすく、フレーズも長くないので覚えやすいかと思います。ぜひ今回の記事を参考にしていただき、中国人との会話を楽しんでください。
もし他にもお礼の表現や日常会話で使えるフレーズが知りたい人は中国ドラマや映画を見るのもオススメです。実際に日常会話で使われる表現なので、生きた中国語として使いやすいでしょう。参考書じゃ学べないような表現もあるので、使いこなすと「おっやるじゃん」って褒めてもらえるかもしれませんね。
中国語の単語やフレーズは日々継続して勉強しないと、知識は増えていきません。なので思い立ったらすぐに学習を始める事がもっとも効率のいい学習方法です。ドラマを見ながらの学習方法は楽しんで出来ますし、リスニング力や発音の強化にもつながるので、この勉強方法を使わないのは損と言えます。
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他にも、別の記事にて楽しんで中国語を勉強する方法を解説しています。興味があればぜひ御覧ください。