「中国語単語を勉強してるけど、中々覚えられないし大変」
中国語単語の数は非常に豊富で、全部覚えようとしても中々うまくいきません。いくら中国語と日本語は似ていて、覚えやすいからとはいえ、実際に会話をすると全然でてきません。なので効率よく中国語単語を学習する事が、上達への近道です。
そこで今回は中国語単語の効率の良い覚え方を紹介していきます。
■結論
・イメージと単語を結びつける
・声を出して覚える
・例文を作る
・関連する単語も一緒に覚える
・中国語で意味を説明する
中国語単語を覚えるのに一番効率のいい方法は中国語で会話をする事です。とはいえ中国語の友達や恋人がいない人は会話をする機械はありませんよね。そんな時は中国語のオンラインスクールを利用するのもオススメです。ベルリッツ(Berlitz)なら講師の質がよく短期間でも上達しますし、CCレッスンは比較的値段が安いのでいいですよ。正直独学で中国語を勉強するのは効率が悪いですからね。なぜ独学だと効率悪いのかを記事にしていますので、興味があればごらんください。
内容
中国語の単語を覚える為のコツ
効率のいい勉強法の前に、事前準備として中国語単語を覚える為のコツをご紹介します。こちらで紹介する内容をしっかりやっておけば、単語が一気に覚えやすくなります。コツとして一番大切なのは発音をしっかり覚える事ですね。
発音の基礎であるピンイン覚える
ピンインとは中国語の発音表記の事で、これを読めないと中国語が話せないぐらい重要なものです。日本の教材にはピンインが載っておらず、カタカナで紹介するものもありますが、それだと一生中国語は話せないので注意してください。
ピンインは母音が36個、子音が21個あり、全て組み合わせれば400通りもあります。特に日本語にない発音なのもあるので、学習するのは非常に大変ですが、ピンインを覚えておくと単語を覚えやすくなるのでオススメです。理由としては、漢字を覚えるだけではなく、音で単語を覚えることが出来るので、記憶を思い出すきっかけが増えるからです。
声調をマスターする
声調とは中国語のアクセントの様なもので、音の上げ下げの事です。中国語は同じ「まー」という言葉でも、この声調が違うだけで全く異なる意味を持ちます。それ故に、単語を覚える上ではこの声調を覚えとく事が最重要になります。
声調を意識しないと同じ文字の単語同士の区別がつきにくくなりますからね。
色々な見方で単語を覚える
先程ちらりとお話しましたが、単語を覚えるには色んな角度から勉強すると効果的です。ただ書いて覚えるだけではなく、音で覚えたり、耳で覚えたり、身体で覚えたりする事が大切です。記憶を引き出すきっかけが多ければ多いほど覚えやすくなりますからね。
漢字で覚える
中国語は基本的に日本語と同じ漢字が使われている場合も多いです。似たような単語も多いので、漢字を見ればすぐに覚えられるもの多いかと思います。とはいえ日本語と似てるけど、ちょっと違うって漢字も多いので、そのへんは書いて単語を覚えるといいでしょう。
音(ピンイン)で覚える
中国語で一番むずかしいのは「発音」です。中国語を学習する理由の一つとして漢字が使われてるから簡単そうってものがあります。確かにリーディングやライティングは日本人は比較的ラクに覚えられます。ですが逆に発音に関しては相当難易度が高くなります。
特に日本語では使わない音を使いますし、アクセントによって単語の意味「変わるなんて日本語じゃないですからね。その為、単語を覚える時はピンイン(発音)と一緒に覚えることも大切です。文字で意味が分かっても、会話で意味がわからなかった問題ですからね。
効率のいい中国語単語の勉強方法
効率よく中国語単語を勉強するには、色んな方法を試すことがオススメです。同じ単語を100個書いて覚えるって方法も大切ですが、それだけではなく、あらゆる角度から勉強してみてください。単語を書くだけではなく、聞いて、発音して、イメージして、中国語で意味を説明したりなど。
色んな方法で単語を学習する事により、単語を思い出すきっかけが多くなるので記憶の定着率が高まります。
それではおすすめの勉強方法をお伝えしていきますね。
イメージと単語を結びつける
言葉の意味を覚える時は日本語で意味を覚えるんじゃなく、イメージで覚える事をおすすめします。例えば苹果(りんご)という単語を覚える時は、「りんご」と覚えるのではなく、りんごの映像と結びつけるように覚えるといいです。これはなぜかというと、中国語脳に近づけるためです。
日本語で「りんご」の話をされたら、頭の中はりんごをイメージすると思います。基本的に何かを考える時はイメージで考えるのが人間です。そのため事前に単語の意味をイメージ化していると一度日本語で意味を考える手間をへらすので、スムーズに話せるようになります。
声を出して覚える
実際に声に出して学習すると、覚えやすくなるのでオススメです。この時に大事なのは小さく話すのではなく、ハッキリ大きな声で発生する事です。特にピンインや声調を意識しながら声をだしましょう。どのように声を使って強弱を使ったかを考えていると、時間がたっても体や耳が覚えていて、単語を思い出しやすくなります。
ただ、ピンインや声調がマスター出来ていないと、実際に発音が会っているか不安になったり、そもそも正しい音声で覚えられないので効果は激減します。なので事前にピンインと声調をマスターしておくと学習効率は高くなります。
例文を作る
実際に単語の例文を自分で作ってみましょう。この際は簡単なフレーズでもいいですし、最悪間違った使い方でも問題ありません。大事なのは自分で作ってみるという事です。実際に例文を作る時って自分の経験や価値観、考え方から文章を作ります。なので時間がたって、同じ単語で例文を作ろうとしたら、同じ例文を作る場合だってあります。
そういう事もあるので、例文を自分で作ると記憶に残りやすいですし、単語の意味をしっかりと理解出来るようになります。仮に例文が間違っていたとしても、「以前間違った覚え方をしてた」っていう事で記憶に残りやすくなります。
関連する単語も一緒に覚える
これ上記の例文とも繋がるんですが、例えば動詞+目的語といった感じで関連する単語を一緒に覚えることもオススメです。例えば苹果(りんご)という単語を覚えたいなら、関連する動詞の吃(食べる)も一緒に覚えると、記憶に残りやすくなります。
他にも対義語や類語も同時に学習するのも手ですね。単語の関連する言葉を覚えれば、関連ワードから単語の意味を思い出せるようになりますので。
中国語で意味を説明する
中国語を勉強していると、日本語で意味を覚える事も多いと思います。これだと、中国語の意味を日本語でかんがえてしまうので、会話のテンポが遅くなりがちです。なので中国語は中国語で意味を覚える事も大事になります。
中国語が分からないから中国語勉強してんだろ?って言われそうですが、拙い中国でも、単語のみでも、問題ありません。例えば苹果(りんご)という単語であれば这个词的意思、食品、红、水果といった単語だけでも問題ありません。慣れてくれば正しい文法でも説明出来るようになりますからね、
これによって日本語で意味を理解する必要が無くなるので、単語の意味をすぐに理解出来、言葉にする事が出来ます。
中国語単語学習におすすめな中国語教材
それでは次に中国語単語学習におすすめの中国語教材をご紹介します。
キクタン中国語
軽快な音楽に載せて中国語の単語を学習出来るので、通常の単語帳と比べても覚えやすいと支持をされています。音楽や単語の音声などが記憶するヒントになるので、正直単語帳はこれ一つだけでも十分です。
キクタンを使った効率のいい学習方法もご紹介していますので、興味があればご覧ください。
品詞別・例文で覚えるHSK基本語彙
この単語帳の特徴として、一つの単語につき、一つの意味・例文が掲載されています。なので一つの事だけ記憶すればいいので、初心者にはオススメですね。
【まとめ】中国語単語は短時間でも毎日勉強するのがおすすめ
中国語単語の学習は一朝一夕では上達しません。今回は学習効率の良い方法をご紹介しましたが、これさえすれば簡単に覚えられるというわけではありません。一番大切なのは毎日コツコツ勉強することです。
継続して学習していけば、どんどん記憶が積み重なりますし、単語を忘れるリスクをへらす事が出来ます。なのでいくらモチベーションが下がって勉強したくなくても、単語だけは毎日勉強する事をオススメします。
また、単語を覚える上で発音をしっかりマスター出来ているかどうかで、学習効率が段違いに変わります。なので初心者のうちは最初に発音練習する事を強くオススメします。とはいえ、1人で発音を勉強したところで効率は悪いし、そもそも上達しているかどうかも自分では分かりません。
上達ぐらいがわからないと成果が見えず、中国語学習のモチベーションが下がってしまいます。そうなってしまうと最悪挫折してしまうかもしれません。
そんな事を防ぐために、初心者のうちは中国語スクールに通う事を検討してみてはいかがですか?本格的に学習したいって人は講師の質がよく、生徒に合わせたカリキュラム人気のベルリッツ(Berlitz)がオススメです。いきなり中国語学校に通うのはお金が・・・・って人はCCレッスンがいいですよ。1000円からでもレッスンを受けられるので、初めて利用する人にとってはおすすめです。
中国語単語学習は非常に大変で、退屈です。ですが中国語上達の為には必ず通らないと行けない壁でもあります。なので、諦めずコツコツとしっかり勉強して中国語をペラペラになりましょう。