「キャリアアップの為に中国語を本格的に勉強したい」
「中国語単語を覚える為に単語カードを作りたいけど、効率的な方法ないかな?」
と感じている方も多いのではないでしょうか
中国語学習をする上で自作の単語カードを作る事はとても効率的です。
効率の悪い勉強を続けていては、中国語が上達しません。その状態が続くとモチベーションが下がってしまい、最悪挫折してしまう事も・・・
語学を学ぶ上で大切なのが効率を重視した学習方法です。単語カードを作る事で効率よく単語を学習でき、中国語の上達速度が上がるので、勉強自体が楽しくなります。
そこで今回は効率のいい中国語単語カードの作り方をご紹介していきます。
内容
単語帳を作る事のメリット
まずは単語帳を作る事のメリットを紹介していきます。ポイントは以下の3つです。
・単語帳を作る過程で自然と単語を覚える
・自分の苦手な単語帳を作れる
・復習がしやすい
それでは一つずつ紹介していきます。
単語帳を作る過程で自然と覚える
自分で単語帳を作っていると、「学んだ単語を単語帳に書いただけなのに覚えられた!」っていう事がよくあります。これは単語帳を作る流れに関係があると考えられます。
単語帳を作る際の流れは下記のような手順です。
1.知らない単語を見つける
2.その意味を調べる
3.発音や意味などを確認する
4.情報をまとめてノートに書く
この様に分からない単語を、一度まとめてノートに書くおかげで、覚えやすいです。
自分の苦手な単語帳を作れる
わからない単語をまとめたノートを持ち歩いていくと、最終的には自分の為の辞書が出来上がります。単語帳に収録されている単語は、過去の自分がわからなかった単語です。その為その単語帳の単語を全て覚える事で、確実に中国語が上達できるって事です。
特に会話でよく使う単語や、テストで頻出単語などをまとめていれば、いざという時に効率よく下記九人する事が出来ます。
復習がしやすい
学習で大切なのは復習を繰り返す事です。人間は今知った内容を20分後には4割近く忘れると言われています。そのため一度学習しても、そのままにしないで復習をする事で記憶しやすくなり、学習に無駄が無くなります。
単語帳を常に持ち歩いていれば、スキマ時間に勉強する事が出来るので復習しやすいのが特徴です。
僕自身も小さい手帳を単語帳として常に持ち歩いていました。遊びに行く時でもです。友達を待つ時間や電車に載ってる時間。そんな時に少しでも勉強する事が、中国語の上達に大切なのです。
中国語で自作単語カードの作り方
単語帳を自作で作る場合は2つ選択肢があります。それは
・紙やノートにまとめる
・アプリを使う(Ankiがおすすめ)
どちらもメリットやデメリットがあるので、あなたに合いそうな方法を選びましょう。
紙の単語カードのメリットとデメリット
単語帳を使う方法としては紙に書くものが一般的です。A4のノートや手帳に書き込んだり、いわゆる書き込める単語カードを使ったりなど。
紙の単語カードのメリットとしては以下になります・
・ペンとノートがあればどこでも出来るので手軽
・ノートに書く場合、レイアウトなどが自由に書ける
・文字を書く事で、記憶しやすくなる
・勉強してる感があるので、周りからの印象は上がる
・アプリよりも記憶のきっかけは多い
紙の方が単語を記憶しやすくなるんじゃないかなぁと思っています。実際に文字を書く事で、覚えやすくなりますし。また、メンタリストDaigoも勉強法で言っていたのですが、アプリでメモをするよりもノートに書いて覚えるのって効果的なんです。なぜなら「記憶を思い出すきっかけ」がノートの方が多いからです。
例えば、「あの単語はノートの前半ぐらいに書いてたなぁ」、「あの単語は○○って単語と同じページに書いてた」。単語帳で単語を調べる時ってこんな事考えたりします。こんな感じでその単語にまつわる記憶が多ければ多いほど、単語の意味を覚えやすくなります。
デメリットとしては、書いた後に修正しにくい点ですね。まぁ単語帳なら修正しなくても問題ないでしょうけどね。例えば意味や例文を間違えて単語帳に書いてたとしても、それを修正せずに、以前の間違いをそのまま書いておく事で記憶として残りやすいです。
アプリのメリット・デメリット
それでは次にアプリで自作の単語カードを作る時のメリット・デメリットもご紹介していきます。
パソコンやスマホで単語を登録でき、Excelなどを使ってまとめて単語をインポートする事が可能です。時にAnkiというアプリであれば、音声も聞く事ができ、エビングハウスの忘却曲線を使った復習方法も可能です。
メリットは下記の通りです。
・作った後に修正が可能
・スマホで見られるため、ノートを持ち運ぶ必要がない
・音声も聞ける
・復習がしやすい
後から単語帳の修正が可能なので、もう覚えた単語は削除したりする事が出来ます。また音声も聞けるので発音の勉強も同時に出来るのは大きなポイントですね。
また、Ankiであれば復習をしやすいのも魅力的です。設定した出題感覚に合わせて、問題を自動的に繰り返し出題してくれるんです。
例えば一度間違えた単語は10分後に再度出題され、その後正解しても1日後、4日後、1週間後、1ヶ月後、数カ月後、といった感じで自動的に感覚をあけて、問題を出してくれます。人間が物事を一番記憶しやすいタイミングって、忘れかけているものを思い出す時により記憶してくれますからね。
単語帳の作り方と意識するポイント
紙とアプリはどちらでも好きなほうを選べばいいと思います。どちらのしても作り方と意識するポイントは同じです。
・漢字、ピンイン、意味をセットで書く
・レイアウトや字の綺麗さにこだわらない
・例文も自分で考えて書く
・可能であれば絵も書く
単語を覚える時に大切なのは、共通するきっかけを多く書く事です。例えば、漢字の意味が思い出せなくても、自分で書いた例文を思い出したらなんとなく意味が思い出します。また、リスニング時に単語の意味がわからなくても、ピンインから漢字を思い出して、意味を理解するって事も全然できます。
共通する事柄が多ければ多いほど、記憶を引き出しやすくなるので、色んな情報は書き込んでいきましょう。
単語カードを作る時の心得
単語カードといっても無闇矢鱈に分からない単語を書くだけでは効率は悪いです。ポイントとしては、見返した時に自分が理解出来るか、必要な情報を取得できるかが大切です。
そこで単語カードを作るときの心得をご紹介していきます。
紙のノートを使う際は持ち運びしやすいサイズにする
単語帳は何度も読み返す事を前提にして作るので、持ち運びしやすいサイズのノートを使うのは大切です。気軽に持ち運べないサイズだと、スキマ時間にも使えず、読み返さずにそのまま単語帳を使わなくなってしまう危険性があります。
A4ノートでもいいんですが、男性だとかばんを持ち歩かない事も多いので、もう少し小さめのものがオススメですね。個人的には手帳のようなものでも十分です。いつでも持ち運べるとうにポケットに入るサイズのものが一番です。
必ず毎日学習する事を心がける
日本人にありがちなのが、きれいな単語ノートを作ってそれだけで満足してしまうというパターンです。確かに読みやすい事は大切ですが、いちばん重要なのは単語を覚える事です。その為にはひたすら分からない単語を書き残し、復習し、単語学習を継続していく事です。
ノートづくりに心血を注ぐ必要はないので、毎日学習できるような習慣を作りましょう。
覚えられない単語や表現のみを書く
語学学習が苦手な人の多くが、完璧主義な人です。全ての単語をしっかりノートに書き記し、何でも覚えようとする人です。
正直それは効率が悪いので止めたほうがいいでしょう。何度も言うように人間は忘れる生き物です。全ての情報をノートに書き記した所で、覚えられる情報は限られるので、大切な部分だけ覚える必要があります。
なので本当に自分が覚えられない単語や表現のみを単語カートに書きようにしましょう。自分だけが読み返してわかればいいし、覚えている単語が多くなったら捨ててしまおう、ぐらいの気持ちでやると効率はいいです。
【まとめ】中国語単語を覚えるには単語カードが最適
単語カードを作って効率的に単語学習をする事で、学習のスピードや上達速度はグンっと上がります。また、以前作った単語ノートを見返すことで、自分自身の上達具合が分かり、自分のレベルが客観的に分かりますし、モチベーションの維持に繋がります。
また、成長スピードがどれくらいかを理解出来るようになれば、目標も立てやすくなりますからね。あなたにあった効率のいい単語カードの作り方を見つけて、中国語をペラペラ話せるようになってください。
また、単語を覚えるだけでは中国語は上達しません。語学の最終目的は流暢な会話ですからね。毎日単語を継続して学習し、合間に会話の練習をする事が一番学習効率が高いです。今なら中国語オンラインスクールも豊富で、自宅に居ながら中国人とマンツーマンでレッスンを受けられるますよ。
僕自身も基本は独学で、週末に中国語レッスンを受けてた時期が一番上達していたので、本当にオススメです。CCレッスンであれば価格も安く、手軽に始めやすいので、オンラインレッスン初心者には人気です。他にもベルリッツ(Berlitz)は逆に値段は高いですが、その分クオリティも高く短期間で一気に中国語が上達するので、早く中国語を話せるようになりたい!って人にはベルリッツがいいでしょう。